Office365、2018年10月31日よりTLS1.0/1.1での接続無効化

マイクロソフトでは、TLS(Transport Layer Security)について、より安全なプロトコルであるTLS1.2以降への移行を推奨しており、2018年10月31日より、Office365ではTLS1.0および1.1のサポート廃止を予定しています。
したがってOffice365サービスに正常に接続するためには、上記期日までに、クライアントとサーバー間、ブラウザーとサーバー間のすべての組み合わせで TLS1.2(またはそれ以降のバージョン)を使用するように設定する必要があります。対応を行っていない場合、Office365に接続する際に、接続できないなどの問題が発生する可能性があります。

TLS1.2を使用できないクライアントの一例として、マイクロソフトでは以下を挙げています。サービスに継続的にアクセスするために、クライアントを最新版等に更新してください。

Android4.3およびそれ以前のバージョン
・Firefox5.0およびそれ以前のバージョン
・Windows7上のInternet Explorer8~10およびそれ以前のバージョン
・Windows Phone8.0上のInternet Explorer10
・Safari6.0.4/OS X10.8.4およびそれ以前のバージョン

また、ITmediaによると、大手4社のWebブラウザでTLS1.0/1.1を2020年に無効化する計画が発表されました。