フィッシングサイトの約半数がSSL化

アドレスバーに鍵マークのあるウェブサイトは、SSL化されたウェブサイトであることを示します。SSL化するにはサーバー証明書を取得する必要があるため、フィッシングサイトがわざわざSSL化することはないとされていました。しかし、2018年第三四半期において、49%ものフィッシングサイトがSSL化されていることがPhishLabsの調査で判明しました。

したがって、アドレスバーに鍵マークが表示されているかどうかを確認して、本物のサイトとフィッシングサイトを見分けるという方法が既に有効ではなくなっているということになります。

本物と区別がつかないほど巧妙に作られている上、SSL証明書まで取得されているとなると、人の目の判断のみで本物のサイトとフィッシングサイトを見分けるには限界があります。巧妙なフィッシング詐欺には、積極的なセキュリティ対策が望まれます。