複数のMicrosoft社製品のサポート終了まで残りわずか

2020年1月15日(米国時間1月14日)、わずか3ヶ月後にはWindows 7とWindows Server 2008、Windows Server 2008R2のサポートが終了します。それ以降はセキュリティ更新プログラムの提供が無くなり、セキュリティリスクが高まります。また、2020年10月14日(米国時間10月13日)には、「Office 2010」のサポートも終了します。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)では、10月10日に改めて注意を喚起しています。2019年の上半期においても、上記OS製品で発見された脆弱性の約6割が深刻度の高い脆弱性でした。仮にサポート終了後に危険度の高い脆弱性が新たに発見された場合、製品ベンダによる修正等の対応が期待できず、セキュリティリスクを解消することができなくなります。結果として、脆弱性を悪用した攻撃による情報漏えいや意図しないサービス停止等の被害が生じる可能性が高くなるため、サポートが継続しているソフトウェア製品への移行など早急な対策が求められます。