2020年2月以降目立った動きが見られなかった「Emotet」ですが、2020年7月17日頃より感染に繋がるメールの配布が再開しているとして、JPCERTコーディネーションセンターが注意を呼び掛けています。
「Emotet」は、感染したデバイスから情報窃取を行うだけでなく、窃取した情報を使ってスパムメールを送信し、感染拡大を試みる機能などを有するマルウエアです。
今回観測されているメールも、以前と同様、添付ファイルまたは本文中のリンクからダウンロードされるファイルを実行すると、マクロの有効化を促す内容が表示され、マクロを有効化すると感染に繋がることが確認されているようです。
※引用元：JPCERTコーディネーションセンター