偽警告からの遠隔操作で有償サポート契約に誘導する手口に注意

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は11月25日、「パソコンがウイルスに感染している」など、偽の警告画面から電話をかけさせるように仕向けたうえで、遠隔操作による有償サポート契約に誘導する手口について改めて注意喚起を行いました。
最近では、遠隔操作をさせたことにより、「契約を断ったら、パソコンが再起動しなくなった。」、「パソコンがロックされて使えなくなった。」など、より悪質な手口も確認されているようです。
第三者の言葉を鵜呑みにして遠隔操作を許可してしまうと、パソコン内のデータが窃取される、設定を変えられる、などの被害の恐れがあります。また、パソコンの有償サポート契約や、有償のソフトウエア購入に誘導される可能性もあるので注意が必要です。

偽警告(有償サポート契約へ誘導)に関する相談件数の推移

偽警告(有償サポート契約へ誘導)に関する相談件数の推移     ※出典:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)