ランサムウェア攻撃が急増中

Check Point社は、ランサムウェア攻撃の件数が2020年の同時期と比べて107%増加していると発表しました。
Check Point社では2021年4月以降、毎週平均1,000件を超える組織がランサムウェア攻撃の被害を受けていることを確認しており、最も狙われているのは業界別で医療業界、地域別ではアジア圏に攻撃が集中しているようです。
先月には、米国最大の石油パイプラインシステム「コロニアルパイプライン」がランサムウェアの攻撃を受けて一時操業停止に追い込まれました。

また、ランサムウェアは悪質さを増しており、二重恐喝へとシフトチェンジしている傾向があるようです。これまでは「暗号化されたデータの復号」を条件に身代金を要求していましたが、近年はこれに加え、「身代金を支払わなければ、窃取した情報を一般に公開する」と脅す二重恐喝の被害が急増しているようです。