Windows製品のWindows Print Spoolerの脆弱性について

Microsoft社は7月1日(米国時間)、Windows製品におけるWindows Print Spoolerの脆弱性(CVE-2021-34527)に関する情報を公表しました。それによると、この脆弱性は通称「PrintNightmare」と呼ばれるもので、悪用された場合、攻撃者によって任意のコードを実行される等して様々な被害が発生するおそれがあります。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は7月7日、本脆弱性について、Microsoft社は「悪用の事実を確認済み」と公表しており、今後被害が拡大するおそれがあるため、Microsoft社から提供されている回避策または緩和策の適用を検討するよう注意を呼び掛けています。