フィッシング報告件数、8月は過去最多

フィッシング対策協議会が9月3日に公開した2021年8月のフィッシング報告状況によると、フィッシングメールの報告件数は月間で過去最多の53,177件に達しているとのことです。
Amazonを騙るフィッシングが報告数全体の約24.8%を占めており、次いで三井住友カード、エポスカード、イオンカード、PayPay銀行を騙るフィッシングの報告も含めた上位5ブランドで、報告数全体の約65.8%を占めています。
ショートメッセージ(SMS)から誘導されるフィッシングについても、Amazonを騙る文面のものが引き続き多く報告されているようです。SMSはメールと比較すると、本物と誤認したり、ついアクセスしてしまう傾向があると注意を促しています。
フィッシング以外では、無料のスポーツ動画配信サービスを装うサイト等から、登録と称してクレジットカード情報などの入力を促すサイトへ誘導し、意図しない有料サービスへ登録させられるケースが報告されており、十分に注意が必要です。

フィッシング報告件数

出典:フィッシング対策協議会