「ノーウェアランサム」による被害を確認

警察庁はことし上半期のサイバー犯罪やサイバー攻撃の情勢を公開しました。「ノーウェアランサム」と名付けたサイバー攻撃による被害が新たに確認されたとしています。 警察庁が公開したことし上半期のサイバー犯罪やサイバー攻撃の情勢によりますと、企業のパソコンなどに侵入して機密データを暗号化し、復元する対価として金銭などを要求するプログラム「ランサムウェア」による被害は103件確認されたほか、データを暗号化することなく盗み出したうえ対価を要求する手口が新たに6件確認されたということです。警察庁はこの手口を「ノーウェアランサム」と名付けて注意を呼びかけています。