動画配信サービスのHuluの一部のアカウントでなりすましによる不正アクセスが確認されました。
同サービスを提供するHJホールディングスによれば、2025年1月17日から19日にかけて、849件のアカウントで不正なログイン操作を検知し、第三者によるログインを許した場合、プロフィールに登録されている氏名や生年月日、性別のほか、メールアドレス、お気に入り、視聴履歴、接続機器リスト、支払い情報の一部などを閲覧されたり、動画の視聴に利用された可能性があります。
同社は詳細について調査を進めていますが、第三者が利用者本人になりすましてログインを試行する「パスワードリスト攻撃」に起因する不正アクセスであると説明。
同社以外から入手したIDとパスワードを利用したログインであることを確認したとしており、同社経由によるアカウント情報の流出については否定しました。
同社では、不正ログインに使用されたIPアドレスによるアクセスを制限。対象アカウントに対し、パスワードの強制リセットを実施。他サービスと同じパスワードを使い回さないよう注意を呼びかけています。
1月21日にSpecops Softwareのリサーチチームが公開した新たな「2025年侵害パスワードレポート」によると、10億件以上ものパスワードが盗まれ販売されています。Specops Softwareのシニアプロダクトマネージャーは「個人にとっても企業にとっても、この数字を深刻に受け止める必要があるのは言うまでもない。」とセキュリティ対策や防御の強化を推奨しています。