パッチチューズデーとは、毎月第二火曜日にMicrosoftをはじめとした各社がソフトウェアを改善するためのパッチをリリースする日のことで、パッチチューズデーで配信されるパッチには、バグフィックスプログラムやセキュリティホールに対するアップデートプログラムがあるので、セキュリティレベルが向上するものが多くあります。
今夏はそのパッチチューズデーが米時間8月12日(日本時間8月13日)に予定されており、まさに「お盆休み」を直撃するかたちとなります。
定例のセキュリティアップデートを公開するベンダーは欧米が中心であり、よほどの事情がない限り各国個別の特有の慣習、事情などが配慮されることはまずないものと考えたほうがよく、悪用が容易で、深刻な影響をもたらす脆弱性が公表される可能性もあります。
定例アップデートとはいえ、すでに悪用が確認されているいわゆる「ゼロデイ脆弱性」の修正が実施されることも少なくありません。またインパクトが大きい脆弱性は、公開早々リバースエンジニアリングによって詳細が解析され、悪用コードが出回ったり、攻撃が開始されることもあります。
特にインターネット上に公開されているサーバ、内外ネットワークの境界に設置されているファイアウォール、リモートアクセス製品などのネットワーク機器など、第三者が容易にアクセスできる「アタックサーフェース(攻撃対象領域)」において、影響が大きい脆弱性が判明した場合は注意が必要となります。
また8月9日から17日まで9連休となるケースも想定されるため、その間パッチチューズデーに限らず、日々脆弱性が公開されているため、期間中に発表される脆弱性情報に警戒が必要です。あわせて長期休暇に向けた基本的なセキュリティ対策を確実に実施しておきましょう。